花園居(かぞおのきょ)の庭【今度は庭か、庭なのか!?】

  • 2018.03.26 Monday
  • 18:08
皆様、こんにちは。
昨年中に母屋の工事(1階のみ)を終えて
なんとなく使い勝手も慣れ始めてきた今日この頃。
初めての冬を過ごしてみましたら、
やっぱり、寒かった。以上です!(キッパリ)
昭和初期のすりガラス窓がキッチンの北側にあるのですが、
思わず入り込む悪魔のようなすきま風に対抗せねば、
100均一で購入したすきまテープや新聞紙を詰め込みました。。

でもね、冬が来れば春が来る。
花園居(かぞおのきょ)の庭も春爛漫の気配です。
と言いたいところではありますが、、
実はまた工事が始まってしまいました。

庭の工事です。

実はここんちの庭、
昔の農家さんセンスのお庭ですから、なかなかシブい。
シブいだけなら時間をかけて少しづつも行けたのですが、
大雨が降ると山の傾斜の水を受け、家の前が水浸しになっていたのでした。
山の暮らしは、はっきり言って、土と水の戦いでもあります。
治水は生活するという意味でとっても重要。

家の保全のためにも、やらなきゃいけない、
という母の【強い】助言が幾度かあったのであります。
その【強い】助言がコレ↓。

「庭屋さん、呼んどいたからね。」

「えっ?」

「庭屋さんよ、家の庭もやってくれた腕のいい社長さんなのよ〜。」

「そうなんだ。。そうなのね。」

怖い、ものすごく、怖い。
だって小布施の町並み作ってくれたあの庭屋さんだもの。
腕も経験も確かなのはわかる。
長野の実家だって茶室のあたりの雰囲気は気に入っている。
けどね、、
「私、もうお金ないんだけど。。」(←これ強調する)

「だけど、このまんまっていうわけにはいかないでしょ!」
「そうだけど、、でもお金ないって言っといてね。分割よ。分割。」

「わかった。わかった。」

といってそれから庭屋さんが何回か現地を見て、打ち合わせして、
茶〜飲んで出来上がってきた図面とお見積り。。

「。。。(お金ないって言ったじゃん。)」

それを見て私は思ったのでした。
 
ああ、この庭作りは
母のための認知症対策であり、
生きがいでもあり、
親孝行であり、
いつまでもこのように元気でピンピンしてくれて、
昔のふるき良き生活を教えてくれるのだったら
これはもう、やるしかないのではないか。。


確かに今のままだと花園居もズド〜〜ンと丸見えでどうにもこうにも
落ち着かない。
取りあえず古民家は直しましたよね、という感じだ。

まあ、私にとっては、狭く、緑もない東京のマンションのローンを払うよりは、
土と緑と石にかけるほうがよっぽど納得がいくので納得するように
思い込んでみた。

ということで、
今、お隣のネコ、トラ子のパトロールを受けながら
作業は進んでおります。。
今回は愚痴だったのか、
いやある意味前向き発言のようでもあるし、
やるときゃやる!という自分へのハッパのようでもあるし、
家の中ほど口を出す出番が少ないので、
ある意味冷静だけど、、


今度もし遊びに来てくれた方へ、先にお伝えをしておきます。
参道のような石畳になっていますが、
おどろかないでくださいね。
これは軽トラが玄関前までつくようにお願いしたから。
とはいえ、ドド〜〜ンの雰囲気も否めない。
ああ早く、緑ものを植えたい。。。石をエイジングしたい。
今が一番緑なくて切ないです。



 








 



 

【亀の尾麹で味噌仕込みました】〜花園居(かぞおのきょ)の暮らし〜

  • 2018.03.06 Tuesday
  • 17:16

JUGEMテーマ:オーガニック


去年の秋、はじめての収穫をした亀の尾。
このお米でどうしてもやりたいことがありました。
それは自分で作ったお米で麹をつくり、味噌を作ることです。
お正月に自分でも麹を作ってみましたが、温度管理が難しく、
今回は昔からのお知り合いの麹屋さんに頼み込んで麹を作っていただくことにしました、

で、できあがってきた大量の麹がこちらです。出来上がってきた麹は20キロ!
 

 
ほんのり黄色みをおびて家中が麹の匂いに包まれます。
お願いした麹屋さんのご家族は90代のお爺ちゃんから家族中、驚くくらいにお顔つるっつるっ〜。
麹屋さんや酒屋さんのお肌はキレイというけれど、それ本当ですね。
 
もうこの麹を顔中にぬりつけたい衝動に駆られます。(笑)

大豆は地元の西山大豆、ご近所でお願いしていた無農薬大豆を入手しました。
とりあえず全体量を2回にわけて、水に漬け、実家に持ち帰って夜に時間をかけて煮続けました。
新しい大豆だと柔らかくなるのも早かったですね〜。



問題はここからです。
味噌作りは難しい作業ではありません。
でも自宅で大豆を煮るところから仕込む場合、この大豆を煮て、柔らかくペースト状にするのが一番の大仕事。
毎年、ここで泣きをみます。

しかし、
今年は秘密兵器をゲットして準備万端です。

その秘密兵器とは、電動ミンサーであります。
味噌つくりだけでなく、ジビエのお肉でソーセージも作りたいなーと思って悩んで悩んでかなりしっかりしたものを購入しました。
試運転をしたのち、いよいよ大豆をつぶしにかかります。



うわ〜、出てくる、出てくる。
なんという馬力!なんという仕事の速さ!
うれしい!すばらしい!
80歳の母も絶賛しています。あんなに大量にあった大豆5キロがわずか20分程度で、やわらか〜く
マッシュポテトのように美味しくつぶれてくれました。
新幹線代を節約しバスで長野に通って手に入れたという、、涙のミンサーです。
こういう節約大好き。

一晩あけて、、
このマッシュポテト状態の大豆をまた花園居(かぞおのきょ)に移動。
たっぷりの麹をわじまの海塩と佐渡の塩のミックスブレンドで、
まさに天塩にかける作業を行います。

鬼娘はまたもや、老いた母を手伝わしてしまいました(笑)↓



もちろん、鬼娘もこのあと50肩が出現してしまうほど天塩にかけて揉み込みました。
まぜまぜ用に、大きなブリキのたらいが大活躍です。
 


丸めて、空気を抜いたみそ玉を甕にたたきつけながら投入していきます。



これで食べても美味しそうだな〜。
みそ玉をちょっとお昼にフライパンで焼いて食べてみました。
美味しかったですよ。
(昔は塩のないみそ玉がうちに在ったし、切って甘辛く焼いて食べていたような記憶があります。)
親の仇か!と思うくらいにぐらいぎゅうぎゅうに空気を抜き、遮断して味噌作りは終了。
亀の尾麹は贅沢にも半分以上はいってこのうえもない贅沢な味噌つくりとなりました。
 


あとは納戸で半年間ほど熟成を待つことに。。
美味しくなってくださいね〜。



自分の作った安心なお米で味噌を作れるのは本当にありがたいこと。
もう1回、4月にまた仕込むつもりです。
その際にまた麹を作ります。もし亀の尾麹ご入り用の方がいあれば、メッセをください。

肩と腕がパンパンになりました。。
でも天気が良いので午後は畑にでかけよ。
青山に居る時とはまったく違う野生がむくむくとでてきます。(笑)

 

冬でも青菜を獲得したい(来年は!)【花園居(かぞおのきょ)の冬仕度】

  • 2018.01.17 Wednesday
  • 17:54

JUGEMテーマ:オーガニック


この冬のスーパーの野菜たち。
ちょっと高すぎと思いませんか?。こんなことがないようにと、スーパーで野菜や米を買わずに済むようにと始めた
長野との2拠点・半分農民暮らしの私ですが、
さすがに全部はまかないきれません。

最近は通販やスーパーをよくのぞきます。
でも市販レタスに450〜600円はつらい。(なので買わない。)
レタスだけではないですしね、
大根、キャベツ、葉物類などなどやはり全般的にすごくお高い今シーズンです。

中条の野沢菜も今年は不作のようでした。

冬には小かぶが大活躍。
冬の水洗いは拷問?!のようでしたがキレイになりました。



このこかぶは葉ももったいないので活用、食べています。

写真は無いのですが、冬のホウレンソウ、もっと蒔いておけばよかったと後悔。
あんなに土にあって元気よく芽がでていたのだから〜。

ホウレンソウはこんな雪の下でもより甘くなって美味しくなっているのです。
場所がわからないだけ!



冬仕度として、
白菜の漬物
たくわん、
福神漬け、
野沢菜漬け
などなど用意して仕込んで、
生では白菜、ネギ、じゃがいも、などを米袋にいれて保存していましたが、ちゃんちゃんと減ってきました。

野菜を背負って、長野〜東京を行商のおばちゃんのように行き来している私ですが、
最近では根菜ものばかりでちょっとさみしい。
冬でも、青菜を背負って行き来したい!

来年はこの経験を忘れずに<冬の青菜獲得>のため知恵をしぼっておこうと思います。
まじめにハウスが欲しい、、と思うのでした。。
 
ああ、もっとカブやホウレンソウを蒔いておくのだった。

亀の尾で麹を作ってみました【花園居(かぞおのきょ)の米でいろいろ】

  • 2018.01.10 Wednesday
  • 16:22


JUGEMテーマ:オーガニック

 

 

昨年、はじめて亀の尾を作るにあたりぜひチャレンジしてみようと決めていたことがありました。

自分で麹を作るということです。
 
我が家では麹の消費量が半端なく多いのです。
味噌用、甘酒用、麹漬用、デザート用(日本酒ケーキとか、アイスクリームもどきとかです。)、塩麹などなど。。
買っていたのではすぐアップアップしてしまうので、ここはなんとか作りたいと密に狙っておりました。
 
その昔、おばあちゃんが作っていたとのこと。
家じゅう麹くさくて、、と母が思い出しながら言い「麹くらい買えば??」と横から言いますが、
そこは初年でもあるし、こだわりたいと、何回かチャレンジしていたのでした。。

想定しているのは、大量の麹なので
家庭用の保温器ははなから頼りにせず、本格的なもろ蓋をさがしだし、
それに電気毛布をまきつけ、温度管理・湿度管理をするという
超プリミティブな方法で作ってみることにしました。


十分に一晩浸水させた亀の尾を水きりし、蒸します。
一升を一気に蒸しました。(←やりすぎ!?)
米はもち米のようにいくら蒸しても、柔らかくなりにくいのですが
何回かやってベストな蒸し具合がつかめてきました。
 
初めて蒸したときはかなり不安で途中でなんか水を足し、2時間以上も蒸していて、、
ちょっと違うな〜と不安にかられながら挑戦するも失敗、
2日間ほどかけて発酵させましたが、後半急に発酵が進み、麹を過ぎて甘酒状態になってしまったのです。
 
う〜ん、水分と温度管理、そして時間やっぱり経験必要だわ、、と思ったのでした。
 
そして2回目に挑戦、
蒸しを1時間程度にし、指で潰していけるようなところでとめ、杉のもろ蓋にささっっとあけます。
この時に匂う、米と杉の匂いの相性はたまりません。
蒸し米って美味しいなあとついつい、食べてしまいます。
種麹をふりかけています。まんべんなく少し多めにしました。
そして数時間たつと見事にあの麹の匂いが家じゅうに。
この醸しの匂いはいいなあ〜と思う。
8時間くらいたつとうっすら麹菌が全体に広がってきました。
そんなこんなで2回目の挑戦で、なんとか麹らしきものができあがりました。
こんな感じで途中2〜3回は「かわいがり」を行います。
 
自分のたんぼでできた亀の尾で麹をつくり、味噌も漬物もできる。。
土と身体が米という作物を通じて巡っているな〜と思える時間。
ありがたいことです。
 
思い起こせば、去年の9月末に収穫した亀の尾が無事麹に変わっていったのですもんね。
興味があればぜひ皆さんにも体験してもらいたいけど、丸2日間かかるしな〜。
この正月に、私は漬物作業やかご作ったり、編み物やったり、座布団作ったりととにかくやることが沢山あったので
意外と待ち時間は充実していました。

種麹はネットでも売られているようですし、方法もいろいろネットにはでていました。
私は種麹は地元の麹屋さんで求めました。

これでもう一度成功すれば、かなり嬉しいのですが。。
麹大臣になれるかも(?!)
購入するとオーガニックものはお高いですからね〜。
皆さんもご自宅で麹つくりいかがですか?
私は一気に大量生産派ですが、ご自宅でやられる場合には温度調整が可能なヨーグルティアなんかでも作れるのでは?
麹菌の繁殖に最適な温度は32-36度程度をキープできればOKです。
亀の尾、欲しい方はまだ少しありますのでお気軽にご連絡してくださいね。

漬物で忙しい冬仕度。〜シンプル白菜漬け〜【漬物歳時記】

  • 2017.12.26 Tuesday
  • 10:28

JUGEMテーマ:手作りの漬物


自分で野菜を作るようになると、何やら最初は想像もしていなかったいろいろな作業に追いまくられます。
ああ、収穫で終わりじゃなかったのね〜、と(トホホ)。

収穫し、冷たい水で泥を落して、食べられる状態にするだけでもこの季節は大変なのですが、
何せ一度に大量に収穫できてしまうものですから、要はその保存と始末に頭を悩ますことになります。
来年は少しづつ種蒔時期をずらそうと思います。(覚えていればですが。)

ちょい干しして新聞紙に包み、米袋にいれて土蔵にしまい込み、
この冬の貴重な野菜とするわけです。

東京でのイチ消費者の時は、白菜はとにかく1個購入し、その使い切りに大変だったのですが、
今年はそんなこと甘いことは言っていられなくなりました。



何せ、霜にあたった白菜たちがこんなにいるのです。
今、白菜のことを書いていますが、ちょうどこの時期、少しずれはあるものの、
大根、
野沢菜、
春菊、
カブ、などなどが一気に「はよ、とってくれ〜」と押し寄せます。
週末ごとのちょっとしたパニックになります。

農家1年生の私としては、アブラナ科の野菜は難課題。アブラナ科は特に虫たちの大好物です。
人様にそのまま渡すにはあまりに虫食いで渡せない。
なんとか自家消費しなければ。。。


 
外側をむいて、内側だけをとありあえず漬物にすることにします。

白菜‥‥小さいもの10株(約5kg)
粗塩‥‥150g(白菜の重さの3%)
赤唐辛子 ‥‥2〜3本
昆布1枚‥‥20g

塩は根本に多めにわけながらいれて、10繕瓩の石の重石をのせ、2〜3日でたっぷり水があがってくるのを待ちます。




こんな石がゴロゴロと庭を歩かば見つかるので、当然重石は買いません。
翌日にはもうかなり水があがっています。



浅漬け状態にてつまみ食い。
白菜はキムチや朝鮮漬けなど様々なものがあるけれど、私はまずはこのシンプルは白菜漬けが好きです。
そのまま食べてもよし、
飽きてきたら料理や鍋にもいれてることができます。

ポリポリ、パッキンしてこの根本のところなんか最高に歯ごたえが良いのです。

白菜はなかなか主役になりにくい野菜ですが、カリウム、カルシウム、セレン、イソチオシアネート、マグネシウム、亜鉛、ビタミンCもあって冬場には欠かせない食材。



血栓ができにくかったり、免疫力が高まったりの効果もあります。
発酵してくるとこれはもう腸内環境には良いですね。私の腸内細菌のごはんになります。

今年はポリポリと飽きずにたくさんいただけそうです。

久々に紀伊国屋さんの漬物コーナーを覗いたら、、むむ白菜が4分の一くらいに小さくなったのが500円!!
ふふふ、2万円以上の漬物の価値があるんだわ〜と、ひとりほくそえんでしまう私でした。
漬物長者だわ!と。
 

【古民家改修レポート】雪が来る前に。自宅兼ギャラリーらしきもの、出来た。

  • 2017.12.05 Tuesday
  • 12:23

思い起こせば、この1月、
大雪の降るなか、中条の皇足穂命(すめたるほのみこと)神社の宮司様に来ていただき
工事の無事を祈って始まった古民家改修も無事に終わりを迎えようとしています。
正直、2階の左官塗はまだだし、最後のお支払もまだだし(!)、庭の改修手つかずだけど、
とにかく本格的な雪が来る前になんとか寝泊りは安心してできるようになったのです。

心配していた広い土間も家具をいれればそれなりに収まってくるというもの。
宮沢賢治チックな空間に仕上がってきました。

 


ちなみに去年の様子はこんな感じでした。
もう誰も思い出せないかもしれませんが。。
なぜ針金ハンガーが。。?


大きなテーブルはここ20年来、長野・軽井沢・東京などをあっち行ったりこっち行ったりしてきたものですが、
ようやく終の落ち着き場所を迎えることができたようで、
テーブルも嬉しがっているような気もします。
そして、
座敷童たちのために椅子もおかれました。(夜中に跳ねてそうで、怖いけど→笑)
 
敷いてあるのはこの家の土蔵で眠っていた稲わらのマット。
何よりも合うように思います。
 


土間では鉄瓶や釜で気軽にお茶を一服飲めるようにしたいな〜と灰をいれてみました。
試し沸かししてみたら

 
うん、美味しい。
ちゃんと良いお湯が沸きましたよ。


 

そういえばあの2階、大汗かいてTシャツを3枚くらい変えて、
御蚕さんの足跡をえい、えい、と姉と雑巾がけしたあの部屋はどうなったかというと、、、

こうなりました。
唐紙をお気に入りのものに変えて、中古の畳を置いて、その上にまたお古の段通をおくと
それなりに客間っぽく見えてくるから不思議なものです。



方向はちょっと逆ですが、間違いなく同じ部屋であります。
ちなみにこちらが昨年の写真↓。



こちたは違う角度から撮影したものです。
東京から移動した一人掛けの革ソファの後ろには、祖父からの譲りものの横額を。
善光寺管主様書の「万里清風」の横軸が30年ぶりくらいにお目見えです。



懐かしいな。
子どもの頃から見てきた額なのです。
実家立て替えの際に、設置場所もなくなり、大きな神棚とともに
3階に風呂敷にくるまれて埃をかぶっていたものですが、
まさに「万里清風」ごとしのようにすがすがしく生き返りました。
 

こういう甦りって嬉しいものですね。
今回の改修では、祖父や祖母のものがか30年ぶりに大活躍し生き返るなど、懐かしいし、うれしいし
ご先祖様に守られている感を感じます。(まだ終わっていないけど。。)

母曰く、祖母は昔から農家にあこがれていたんだとか。
戦争中に味噌屋を守る長女として、ムコさんを迎え、食の乏しい時代に家族や働いてくれる人達の
食を獲得していかねば成らなかったことを考えると、
野菜や米を自給できる農家はそうだよね、憧れだよねとわかります。

だから今回の花園居(かぞおのきょ)のことは、おばあちゃんが誰よりも喜んでいるのかもね、と
母はよく言っています。


さて、玄関まわり。
長野在住の彫金・錫の作家、角居康宏さんに表札を作っていただきました。
さすがの作風で伊勢丹や三越でも展覧会を開催されています〜。
 

中条でもアーティストの仲間を集い何やら画策中とか!
嬉しいなり。



玄関前に冬野菜と庭の木や実を置いてみました。
表札は鉄のベイスに錫を載せて作っていただきました。
時間とともに良い感じになるのも愉しみです。

 
里山の暮らしは、マンション暮らしとはまた違う必要なものがたくさんあって、
遊びに来ていただくとわかるのですが、土間には大きな稲で組んだゴザが敷いてあったり。
プラスチックよりは、ブドウの篭だったり。。

おかげで暮らしのものを作るのに、好きな夜なべ仕事に没頭する夜も多くなっています。

おとなりのウラコさんには「あんた、こんなもの(家のこと)作っちゃって何するだね〜?」
と言われていますが、、(笑)
「ほんと、どうするんでしょうねえ、」とお答えするしかない先日なのでありました。

 

 

ポリポリかんたん野沢菜漬けを作る♪【食と暮らしの愉しみ】

  • 2017.12.01 Friday
  • 17:44

JUGEMテーマ:オーガニック

畑の野沢菜もだいぶ霜にあたって少しずつ柔らかく、糖度もあがってきたようば気がします。
よし、やるか。。と今年最初の野沢菜漬けを作ることにしました。。
右側の赤カブのようなものがうちの野沢菜です。
左は白菜に、こかぶもあったりして、冬野菜もなかなかにぎやかです。



まずはよく根本を洗います。包丁で縦割りにざっくざっくと切ってから流水に流します。
かなり洗わないと、砂が混じってしまい、口当たりが悪くなります。
本格派なら木樽に丸ごと、、と行きたいところですが
洗うのも、時間も、気合もいるので
最初はファスナー付きビニール袋で少量から作れる「かんたん野沢菜漬」を作ることにしました。
とはいっても結構量あります。



これは野沢菜のカブ、というか根のところ。
とても甘くて、美味しい。
一緒に漬け込むことにしました。コリコリして歯ごたえが良いんです。



野沢菜を一度を塩もみしてアクをだし、水を捨てその後
昆布、リンゴ、唐辛子、様子を見て追加塩をします。
そしてビニール袋にぎゅうぎゅうにしてから冷蔵庫に眠っていただきます。





翌日からも食べられますが、できれば2〜3日置いたほうが味がなじむと思います。
リンゴ入りっていうのが信州人のポイントかな?
ちょっと甘くておいしいんです。

漬物としてはもちろんですが、
きざんで納豆にいれたり、
挽肉とあえて、餃子のネタにしたり、
伝統的な使い方としては、古漬けをきざんで油でいためておやぎにしたりします。

一気大量に作らないこの方法は保管場所のない都会暮らしの人にも向いているかも。。
中条のみちの駅ではかなり大きな一束が500円〜600円くらいかな?お安いんです。
とはいってもせっかくうちでも育てたのだからまずは自家製の野沢菜漬けをしないとね、、。

朝、野沢菜漬けを食べてきましたが、若い?!かんじで美味しかったです。
時間ごとに味わいが変わるのも漬物の面白いところかも、ですね。
 

さあ、たくわん漬にトライ♪【暮らしと食の愉しみ】

  • 2017.11.27 Monday
  • 18:24

JUGEMテーマ:オーガニック


食べたい!どうしてもあのポリポリと、たくわんが食べたい。
あの歯にあたる食感は他の漬物にはない高揚感、とまらない感があります。
作ってみたいとずっと思っていました。
 
畑をみたら青首大根がまだ少しあるじゃないですか。
青首大根の大根おろしが大好きで、地元のねずみ大根や青首の在来種をかなりを種まいたつもりでいたのですが
実家用や姉にあげたり、おすそわけしてたりしてたら、この冬の分もギリギリになっていました。
またもや母の知恵を借りて、
あまり時間をかけず、手間をかけず、たくわんにチャレンジすることにしました。

 

 
まずは畑から堀あげてよく洗う。
そして縁側に、ゴザ、新聞紙を敷いてそのまま放置すること2週間くらい。
晩秋の日差しを浴びて、良い加減に干しあがってきています。
 
この「ずく要らず」(ずくとは信州の方言で根気よく手間をかけること、つまり手間いらずの意味ですが)の方法だと私にもできると干してみたのでした。
 
 

と、ここに
干し柿で剥いた柿の皮や自家用の亀の尾の糠、塩、辛子などを分量いれて漬け込みます。

 


で、ぐいぐい。
 
やること自体はシンプルな作業なのですが、
夏の暑さがひけたころに、畑を起こして、種を蒔き、それをまびいて大根に。
冬前の寒さが来る前に掘り起こしたものを生食や漬物用にとまわします。

結構時間がかかるもの。
 

思いついてたくわんがすぐ出来上がるわけじゃないんですよね。

 

それに、何せ糠は、オーガニックな我が家で採れた亀の尾やコシヒカリの糠。

贅沢なものなのですね〜。
 

 

そんな贅沢たくわんが冬中楽しめるとあればうれしい。

お漬物って購入すると「えっ?」というくらい高いものですし。

ここはがんばって美味しくなあれ〜と念を込めます(笑)。
 
母曰く、
「あまりにも大根が不細工だから、あなた写真に撮るの恥ずかしくない?」と。
 
いいえ、大丈夫、割れていようが、不細工だろうが、まったくそんなことは構わないす。
なにせ自家用、しかも大根つくりも初めてなのだから、今年は作ることに意味があるのです!
と母を説得し漬け込み作業を手伝わせた鬼娘なのでありました。

 

 
大根をすべて漬け込み、重しの石は庭にゴロゴロあるのでもってきてポイと置く。
 

 
さあ、年末頃にはウマイたくわんでポリポリとお茶請けや食事の友ににしたい、と
よろしくね〜と蓋を閉めたのでありました。
 

【亀の尾の稲穂でしめ飾りを作ってみる】〜古民家で藁細工〜

  • 2017.11.24 Friday
  • 09:00

JUGEMテーマ:ゆるゆる手仕事。


どうしても、作ってみたかった、あのわら細工。
1年前にのぞいた中条の歴史民俗資料館にわらでできたしめ飾りが忘れられませんでした。
大きくて、迫力があって。
中条に古くから伝わる細工もののようでもう作る人はいないと言ってました。

そこで、
自分で米を作るようになったらぜひその稲わらで作ってみようと思っていたのです。

新嘗祭前、長野のゑびす講の夜、その思い高まりついつい夜なべ。
今年収穫した亀の尾の稲穂で見よう見まねでお飾り作りの夜となりました。

少し暗いのですが、中央の土壁にかけてあるわら細工がそうです。



少し、大きくしてみます。
元より30年来のゑびす・大黒天コレクターの私としては、
これからゑびす講のお札をいただいて中央に置き、
そこにお米の豊穣を祈願・感謝してわら細工をささげることは
とても意味深いことのような気がしてありがたいこと、
亀の尾のこしひかりも大豊作で感謝です。
そんな気持ちで、作りました。

かなりユニークな形ですよね。
稲を束ねて、そこに稲で結びを作ります。
民族資料館で見たものは、結びもキレイでもっと複雑で当然稲ももっときれいなものですが、
今の私にはここまでで。

左右は麻のお飾りで。

本当は稲は青いうちに刈り取り、
濡らして、打って、打ってキレイに整えてから作るのだそうです。
中条出身の池田さんが教えてくれました〜♪
来年はぜひそうしてみたいと思います。
台所で作業をしましたが、これは明るいうちの温かい縁側作業が一番ですね。
夜中に掃除でひとり泣きを見ました。
 

【日本の布団綿を座布団に打ち直し】〜ぬくぬくとお尻が暖かいんです〜

  • 2017.11.22 Wednesday
  • 18:00

JUGEMテーマ:ゆるゆる手仕事。


私はどうもクッション綿のポリエステルとは相性が悪いようで冷えを感じていたので、

古民家改修を機に座布団を6枚ほどあつらえることにしました。

母が嫁入りした際に持ってきた布団2枚。

今では貴重な本当の木綿がたっぷりです。

もったいないですが、50年以上も押入れにしまいっぱなしだったことを考えれば

ここで生き返っていただこうと思い切って打ち直しに。

大好きな木綿の丹波布(写し)や伊勢崎木綿の布などをはぎ合わせて座布団皮を作ってみました。
ちょうどミシンが壊れていたので座布団の皮をちくちく手縫い。。
手を動かしているのは好きなので東京の夜なべ仕事にはちょうど良い作業でした。
布団の打ち直しを、善光寺門前町の箱山ふとん店の4代目、箱山正一さんにご相談。
身勝手なお願いでしたが快く引き受けてくださいました。
で、めでたく出戻ってきた座布団がこちらです。
ほんわかと打ち直された木綿はこんなに柔らか〜。
お尻に当たる感覚が本当に違います。
多分、誰もがポリエステルと本木綿の尻感覚!?に気が付くと思います。
それだけ違う心地よさ、包まれている感があるんです。
ちょいと贅沢ではありますが、
いつも作業している台所の椅子の上にのっけてみました。
心地よさ満点!
東京でも使いたい!
座布団万歳!
布団1枚で6枚の座布団綿が取れました。
あと6枚分あるので、今度は自分でいれてみようかなと思っています。
箱山ふとん店さんは、とても良い方!
長野で木綿栽培にもチャレンジされていて、木綿文化を広めたいとおっしゃっていました。
手伝います〜。
だって、こんなに暖かくて、心地よくしてくれる木綿綿だもの。
きっと皆さんのうちの押入れにも本綿布団、眠っているんじゃあありませんか?
座布団はマンション暮らしの方でも十分に取りいれられます。
皮のデザインもお好みでアレンジできるし、
和風でなくても、リバティや流行りの北欧風なんかでもとてもしっくりくるかもしれません。
ポリの綿をリモデルしようとは思わないけれど、
木綿綿は打ち直しで生き返ります。
母曰く、昔の人は
「お金ができたら、良い木綿を買っておけ」と言われていたそうです。
モノが貴重だった時代だからこそなのでしょうか?
今はモノがあふれていますが、50年も先に使いたい、使おうと思えるものは一体どれくらいあるのか。。
お尻のほんわり、ぬくぬく感を感じながら
とっても美味しいお茶をいただいたのでした。
追伸:
マイ座布団ワークショップ開きたいですね。
ご興味のある方、お気に入りの布やデザイン、妄想していてくださいね。

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