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- 2020.05.08 Friday
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先週、新潟の柏崎市に出向き、
木村茶道美術館に行って来ました。
こちらは展示されている、茶碗やお道具で、お茶をいただけるとっ〜ても貴重な体験型美術館です。
一つの山の中にあり、全体の雰囲気が真夏日の暑さを忘れさせてくれる涼しさ…。
鬱蒼とした気配です。
若葉茶席に伺いました。
早速中の様子も。
待合のお軸はこちら。
亀の図。
岡本豊彦 画
加茂季鷹 讃
ひちりこそ尾を曳く長のこころをは
心となさは命長けむ
本席は
可愛らしい布袋の画賛でした。
あの月は たれの月かや
おらの月
花入は銘 桃尻
藤村庸軒
大山蓮華が綺麗です。
こちらはお正客の茶碗。
李朝17世紀の御本茶碗。
銘 夕雲
お次客茶碗はこちら
黒楽
八代 得入
茶器
志野 草花文 銘 野路
小堀宗明 箱
茶杓
宗乾 銘 山陰
落ち着いた
こころ休まるお道具合わせにありがたく
美味しいお茶を堪能しました。
この10月には記念茶会があり、なんと初代長次郎から当代までの茶碗を使う会があるのだそうです。
母がそわそわしていたので、
すぐに予約しました。
普段見るだけの銘品で
触わって、お茶をいただけるのは
何よりの勉強。
長野市から比較的近いのも嬉しいです。
また秋に来るのを楽しみにしています。
は〜、
有り難い。
有り難い。
至福の時間でありました。