この週末、久々に長野市ではなく、
群馬県に。なので番外編ということで。。
籠作りのために必要な山葡萄の樹皮を採取する実習に参加しました。
私の習っている先生はそこまで深く教えてくださるのでお心広いのです。
普通はそこまで教えてはくださらないのでありがたい〜。
お教室の仲間20名くらいで参加して軽トラ1台ぶんの山葡萄を採取できたでしょうか。
何だかんだで2時間くらいの作業でした。
でも、物凄く大変です〜。
足場は悪いし、虫だらけだし。
こんな中で材料とりしていたんだ、と改めて籠作りの大変さというか、その価値を実感できました。
道間違えたら帰ってこれなさそうだったし?クマもいるかもしれないし。
山葡萄は山のなかで、裁断して、鬼皮を剥いて…
それから内側を剥きます。
これらの樹皮をよくよく乾燥させて、クセを取ってからまたひごにカット。
ひごの幅も何種類もあるから大変。
それからようやく籠に編むのです。
籠作りに必要な材料は、ひごにしたら60メートルくらいかな、とにかく見た目より材料は必要なんです。
籠作りの手仕事は縄文時代からありました。
更に編目や文様はかなり縄文時代には成熟していたようなのです。
食べる事だけでも十分でないのに、用の美まで追求する凄さに、ヤブ蚊の攻撃と戦いながらまたひとつ、人間の知恵や工夫を学んだような気がしました。
とても大変でしたが参加して良かった。
落ち着いたら長野でも探してみたいです。
いや、やはり大変過ぎるからここは許可を得たプロにお任せする事にします(笑)
基本、山は国有林だったり私有林なので無許可はNGとお心得ください〜。