はじめての表装 4粟まで

  • 2019.10.18 Friday
  • 14:35

 

表具の完成まであと少し。

 

 

 



いよいよ総裏に裏打紙をはり乾かし、軸棒を取り付けます。

 

今回は初めて丈を短めの小さい軸にしました。

(これで結構助かっています。)

 

 

裏打ちをして1週間、シッカリと乾燥させました。

注意深くはがします。
 

 

 

その後、脇をカットし、いよいよ掛け軸らしい八双と軸棒を取り付けます。
 

その前にイボタで総裏をすべりをよくするために軽くなでます。

こうすることで扱いがぐっとしやすくなりました。
 

 

便利だな、、とイボタって何?とおもいコトバンクで調べてみました。

 

【水蝋虫】(いぼたろうむし)

〘名〙 カタカイガラムシ科の昆虫。体長二、三ミリメートルで、イボタノキ、ネズミモチなどの樹皮に寄生。幼虫の雄は群生して綿状の蝋質物(いぼた蝋)を分泌する。この蝋質物は、昔から障子や襖(ふすま)の敷居に塗って滑りをよくするのに使われた。日本、中国、ヨーロッパに分布。いぼたむし。いぼたかいがらむし。《季・夏》

 


とのこと。おお、これはいい。

障子や襖のすべりをよくするためにあまりスプレーを使いたくないのでこんなものがあるなんて!
 

しかし、昔の人はよく虫からこんな蝋をみつけだして生活に役立てたものですね。。

 

 



さて、軸棒のとりつけです。

軸棒や八双の横の長さは表具によって幅が違うので

のこぎりやカッターなどで細工します。
 

 

 



初めてでしたから少しびびりましたが

のこぎりや刃物などの類は山にて使いなれていますので
コツは飲み込めたかな。。

 

 



こうしてみると表具の作業は

いろいろな作業が求められるので結構頭と手の体操になりそう、、と思いました。

 

 

 

 



で結局なんとかできあがったのがこちら。

どうにか表具の形にはできあがっている。。(感動。)

 

 

 

 

 



洋間に飾る予定ですので短い表装です。

コンパクトバージョン。

 

 

 

 



どぎまぎしましたがなんとか一作目ができがありました。

 

さて、2作目はどんなものを表具しようかな〜。

 

押し入れの中にある30年来あつめためくりの数々を早速見始めてしまっているのでありました。

 

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