洗練の極み 桂離宮の参観記録 その2【京都への旅】

  • 2019.03.20 Wednesday
  • 14:25


桂離宮参観の続きです。

賞花亭を過ぎもう少し歩いていくと、「笑意軒」(しょういけん)という田舎家風の茶室に着きます。
茅葺の屋根にこけら葺き庇をつけた間口の長い建物です。



こちらの茶室は丸い6つの下地窓あるのが特徴です。

「笑意軒」の扁額は曼殊院 良怨法親王の書のこと。
大胆で印象深いですね。




茶室の奥をのぞくと、田圃が見えました。
桂離宮の田圃です。
 
桂離宮、修学院離宮など天皇の別荘には田圃がつきもののようです。
私は長野で週末農家、米もつくっているので、とても嬉しい気分になりました。



「笑意軒」の庇の下は日本建築の美と粋がたくさん詰まっています。
 
このあたりの感じ、石と木の妙ですね〜。




さて、次はいよいよ書院に行きます〜。

書院の前のこの広場では蹴鞠が行われるそうです。

右足だけを使うのですって。



書院は東(手前)から古書院、中書院、楽器の間、新御殿と雁の飛ぶ姿(雁行型)のようにつらなっています。

新御殿は後水尾上皇をお迎えするために新設されたもの。

この桂離宮は上皇や宮家がお泊りができるしつらえです。
一方、修学院離宮のほうはお泊りはできず、日帰りたいタイプの離宮でした。
広さは修学院のほうが断然広いのですが。。



さて、こちらはよく建築雑誌でもみかける月見の縁台です。
竹簀子でできています。

中が暗くても、月の光をこの縁台で受けて
夜でもほのかに室内は明るいかったとか。

雅ですね〜。




このあとは月破楼(げっぱろう)も見学しましたが、写真なしですみません。


で、なぜか木の苔に惹かれてこんな写真ばかり撮っていました。




いかがでしたか?桂離宮。
12時からの参観を予約しましたが1時間程度で終了です。
 
巡ってみて、
ここは御舟で巡るとどう見えるのかな〜と妄想が膨らみました。
4つの茶室、
舟で寄りながらそれぞれの茶を愉しむなんてなんという雅さ!
想像しただけで、くらくらしてしまいます。

なので、私は想像だけで(笑)。

京都というと御所のようなきらびやかさも魅力ですが
自然と木と苔と田圃などがまじりあったこの離宮のほうが
精神的にずっと高いところにあるんでは〜と思ってしまいました。
あ〜、もう一度絶対行きたいと思います。


気が付くとかなりお腹もすいていました。
 
お腹もすいてきて近くのきりっとしたのれんの蕎麦屋「隆平そば」にてお昼を。



ここは京都らしく間口狭いけれど
こだわりが高そうな、お蕎麦屋さんです。


お願いしたのは一番シンプルなバージョンのそば懐石2980円です。

前菜の蕎麦はお塩でいただきました。
香りがすごく高いっ!



このおだしが本当に美味しい。
萩茶碗で、最後はお抹茶を飲むようにいただきました。
寒かったので、身体が温まります。



この鰻の飯蒸しがまたおいしい〜。山椒の香りが青々しててまたいいっ。



 
とても美味しくいただき、おすすめです。

桂離宮からはすぐ近いのですが、門前からだと歩くと10分くらいでしょうか?
予約必須ですね〜。

さて、腹ごしらえをして午後の参観が続きます。
 
実はこの後の予定は要れていなかったのですが、
桂離宮での【離宮旋風】とでもいうのでしょうか?
勢いがついて、予約をしていなのに無謀にも車は修学院離宮へと向かっていくのでありました。

当日参観でも空があれば受け付けてくれるとHPには書いてあったけれど、、
3時の参観に間に合うか、空はあるのか!

ギリギリまにあった修学院離宮参観の様子はまた次回に書きます。
 
桂離宮参観 その1はこちら
修学院離宮の参観ブログはこちらから
http://junkoaoki.jugem.jp/?eid=70

 
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