【花園居(かぞおのきょ)の茶事】〜初めての茶事編 その2〜

  • 2018.12.07 Friday
  • 22:44

JUGEMテーマ:お茶


さて、
ヨチヨチ組初心の茶事の続きです。

懐石での最後には漬物、湯桶で綺麗にいただいたのあとは主菓子へと続きます。


こちらの写真は御正客のゆみさん、今回の写真の中で一番私が好きな写真!
鉄錆塗りの食籠から奥ゆかしい手でお菓子を、、。



菓子を茶事のために誂えるのも亭主の愉しい仕事のひとつ。
 
本来は手作りされるということですが、なかなかその時間まではとれませんでした。

初冬の茶事にちなみ「初雪」と銘したお菓子を
善光寺近くの喜与栄さんで作っていただきました。




うっすらとした初雪が表現できたみたいです。
さらりとしら甘さのこしあんで作っていただきました。



このあと、皆様には中立をしていただき、
床を改めました。

軸から花へ。
ここの写真はのちほど追加しますのででお許しを。

竹一重口に白玉椿一輪です。




そしていよいよ濃茶です。
と、その準備をしている時に母から指令が。。

「あなた、あの茶杓で入れて差し上げたら?」
「えっ」

ああ、突然にもこんな指令が、、
この田舎家に似つかわしくない、
私にはとんでもなく似つかわしくない、
あの茶杓を本番でいきなり使え!と母がいう。

この人、鬼だ、、。
でもいくしかない!と思い、のぞみました。
(茶杓折っても知らないからねっ!)



ああ、お点前が始まってからというもの、、
始めは落ち着いていたのですが

これがあの茶杓だと思うと。。
震えないほうが嘘というもの。。

華奢な茶杓は丁寧に扱っても怖いです。。



茶入れから落ちそうになりました。
そんな、こんなで
どうしてお茶がでたのか思い出せない〜。
 

でも皆さん、美味しいと言ってくださり良かったです。
湯は確かにとても良い音でした。。






そして、今度はちょっと落ち着いて望める薄茶へ。

お菓子は青山のおなじみ菊屋さんの初冬の扇面と喜与栄さんの石ころも。

ちょっとハプニングがあって本当は石ころもじゃなかったのですが、、
(白状すると数が足りなくなったの。)

だから少し重めな干菓子となってしまいました。。




 
先ほどとは違い、
薄茶のときは落ちつけました。

この黒楽もまた好きなお茶碗のひとつ。。
落ち着いて、落ち着いて。。




皆様にお茶をたてながら、だんだん不思議な境地になってきたのを覚えています。

とても良い気持ちでした。

と、ようやくそんな気持ちになれたと思ったら、
茶事も終わり。

不思議なことにいつもはあんなにしびれる足も
そんなではありませんでした。


道具も拝見も終わり、
御正客のゆみさんから
「お母様と淳子さんで、花園居をここまで作り上げられたご苦労と、お茶事の素晴らしいおもてなしにとても感動致しました。またお母様との…(中略、ここで涙!)。。」

と御礼の言葉を賜りました。
母も私も一座感動で自然と涙がっ。。。

後日、参加された方から
「最後のご挨拶は皆さん、ああして涙してしまうものなのですね。」
とお尋ねされましたが、、
なんとお答えしてよいやら、、、??です。






終わってみれば4時間の茶事もあっという間。

なんとか無事終了しました。



水屋をお手伝いいただいたのぞ美さんとご一緒に記念写真です。
 



今回の茶事体験は本当に様々な事が勉強になりました。

挨拶ひとつとっても、きちんとできているからこその簡略化と
ただ知らないのとでは全然違うということをあらためて、知らされた思いです。

日々、お仕事で忙しい皆様ですが、普段とは全く違うひとときを
茶事という時間を通じて学ぶことができ、
私達かなり!?の脳内革命でした。


茶事が終わってからは、のぞ美さんの着物講座です。

お茶のときの着物の着付けポイントや
帯と着物の合わせの妙、
帯と着物を変える事で、印象の違いがある事などなど。

貴重な反物をご用意していただいて
女子ならではの愉しみの始まりです。





少し渋いかな?と思われる松葉色でも
帯の色や柄で雰囲気が変わり、
着ている人の個性が浮き上がってくるからスゴイものですね。。
和服って。





愉しかった、そしてハプニング連続の「初めての茶事」もこれにて終了。

お手紙が届かなかったり、
着物どうしよう〜とか
様々なハプニングがありましたが
終わってみればなんとやら、、です。

ラストになってしまいましたが、
講師役の母、ありがとう♪

畑に、
お茶に、
料理の事にと、
気が付かないうちに様々な事を学んでいました。

東京だけで暮らしていたら
きっとこういう大事なことは知らぬまま受け継がれずに消えて行ったかも。。

ちょっと年齢的に遅いような気もありますが、、
それでも気が付けて良かった、と思った平成最後の師走2日でありました。
 
花園居(かぞおのきょ)まで来ていただきました皆様
本当にありがとうございました。

不束な亭主にて失礼いたしました。<(_ _)>。



 


 

 
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