【花園居(かぞおのきょ)の茶事】〜初めての茶事編その1〜

  • 2018.12.07 Friday
  • 18:08

JUGEMテーマ:お茶

 


稲刈を終え、秋野菜に手がかからなくなってきた頃、

そして本格的な寒さがやってくる前に、

茶に初心の友人達をお迎えし【初めての茶事】を行いました。

 


実は9月に中秋の名月の茶事で、遠州流のご友人達をお招きし

花園居(かぞおのきょ)のお披露目茶事的なことを行ったのですが、、

どうやら、そのお片付けの合間に
このアイデアが母に浮かんでしまったようです。

 


そのアイデアが実現し

私の友人達、しかも【初めての茶事】という初心の方々をお招きすることになりました。

日頃、都会で忙しく働いている人にこそ、

茶事というあえてのハードルの高さをもってお茶の良さや和の文化の良さをお伝えしてみたい、、
という気持ちが湧き上がってきたのでしょう。


この初心、という言葉も実は曖昧ですよ、ね。

お茶を10年やってても初心。
本当にまったくお茶をされていない方でも、初心、です。
 
縁あってこの忙しい師走の2日に、
しかもこんな田舎の地に集ってくれた皆様は、どんな初心であろうともご立派なお客人。

本当にありがたいことです。
こちらも精一杯茶事の勉強と準備を行いました。

 
母の手伝いで茶事のいくつかを手伝ったり
懐石料理のようなものを作り始めてからは
お茶の世界が、お点前だけの世界ではないんだな〜と自然に思うようになりました。
 
若い頃は、母の教え方に反発したりもしていましたが。(今もです、ね。)

東京では、流派の違う大変ご立派な先生にお茶を教えていただいたりしたのですが、
花園居(かぞおのきょ)を作り上げるようになって、忙しくなり
自然と週末に母の石州流を学ぶようになりました。

結果、流派は違えることになりましたが、
茶でまなぶべき本質は変わることはないと思っていますので
その志を忘れず精進したいと思うこのごろです。。
さて、前段が長くなりました。

初冬の茶事の様子をご紹介していきます。

 

12月としてはこの時期にないくらいの小春日和。

朝は霜が降りましたが、その後徐々に良いお天気となりました。
 

わざわざ東京から来てくださった皆様。
ご到着後は土間でほっと一息。

着物を整えたり、準備をします。

 

田舎ならではの土間に藁で編んだ敷物。框で草履を脱ぎ、いよいよ待合へ向かいます。
お草履ってなんか可愛い。。(下足番なしで♪)

 


これは苦手な方も多いのではないでしょうか、、そう芳名帳です。
こんな時にもさらりと書きたいものですが、いきなり皆さんに「ハードル高し」と言われてしまいました。
前回は私の不調法にて出しておくのを忘れていましたので、、今回は忘れないようにと準備。

下の写真、待合の軸は画賛です。
富士山の三峰の意味を必死になって調べました。
200年ほど前の大徳寺の宙宝宗宇師の「三峰秀色冠天下」です。

軸の拝見の仕方を母が手ほどきしている様子です。
御正客のゆみさんはさすがに手馴れていらっしゃいますね〜。

 

さあ、いよいよ腰掛待合から蹲をつかって席入りとなります。
と、その前にパチリ。
あれ、お二人いないようよな。。
それに亭主の私は本来ここにいるべきではないのですが、
思わず入り込んでしまいました。

 

さて、蹲をあらためて、皆様、いよいよ席入りです。
 

智子さん、緊張している割にはものすごい笑顔ですね〜。
 


席入りが済み、いよいよ、亭主と主客の挨拶です。

 


親しき中にも礼儀あり。
 
花巻様、ご丁寧なごあいさつありがとうございました。
裏千家でお茶をされている花巻さんは
着物の着方も物腰も落ち着いてらしてとても素敵です。
 

講師役の母もご挨拶。
そして炭手前から始まります。
 
この手前の加減で懐石の間にちょうど良い湯が用意される(はず)のです。
沸きすぎても、ぬるくても駄目なわけですから慣れるまでは大変だと講師談。
当然ながら私にはまだまだ許されません。
 

炭手前が終わると、いよいよ懐石が始まります。
 
里山の茶事にふさわしく、素材はほとんどが自分でつくった米や、味噌、野菜で用意できました。
華美なものは何ひとつないのですが、心こめて用意させていただきました。
 
飯 亀の尾
味噌汁 蕪
向付 鯛と帆立の昆布締め 菊華添
腕盛 海老真薯 百合根と銀杏
焼き物 信濃雪鱒 山椒味噌添え
煮物 季節の煮物
白和え 春菊と柿
八寸 
湯桶 漬物

 

 
少し量が多かったようで女性だけでしたし、そこは反省。
それとも皆さん緊張していたのかな〜。
 
写真がちょっとぴんぼけで残念、でも楽しそうな様子は伝わってほっとひと安心。
 

 
お酒は亀の尾の大吟醸。
見た目にそぐわず下戸で不調法な私ですが、お酒をつぐのは慣れてきました。。
亭主は正座から立ったり、座ったりが本当に沢山あるので太腿の筋力、腹筋とかなり筋力を使います。


 

 
さて、ほろ酔い気分になったあたり、第一部はこれにて終了です。
主菓子、濃茶、薄茶、続編は、第2部にて。。
 
これからが茶事の本番、
私達ヨチヨチ初心者組は無事に茶事を乗り越えられるのでありましょう〜か。。

 
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