【手仕事で暮らしを整えるということ】花園居(かぞおのきょ)の暮らし

  • 2018.08.10 Friday
  • 16:24

 

 

長野に古民家を買ったのが2016年の夏、ちょうど2年目を迎えます。
正直、まだ2年しかたっていないのが不思議なくらい。

 


そんな時間の中で今の中のものを必要に迫られてというか
作りたくなっていろいろ手を動かして作ってみました。。

 

 

もちろんこんな時代だからお金をだせばいろいろなものが買えるけれど、

 

そうか、私はお金をだしてもなかなか買えないものが欲しいんだな。

と気が付いたのです。

暮らしを整えるときには、本当にたくさんのものが必要だけれど

なんだか買うことに疲れるし、
買わないと必要なものを揃えられない〜、、ことに不安を感じてしまったわけであります。

 

(けしてお金がないことを理由にしているわけではありません:キッパリ(笑))

 

ことに食べものに関しては、すべてをお金で手に入れる、、

ということに深〜い違和感を感じてしまうまでになりました。

 

もちろんお金を出さないとできないことはたくさんあって。
価値以上のスゴイものもあって、今回の修復作業などお世話になりました。

 

大工工事や力仕事などはできない事も多いけれど、
身の回りの家仕度なら、かなり手を動かすことで解決できるはず。

それに欲しいもののイメージがしっかりある場合は、
そんな愉しい時間はないと思う。。

 

私が参考にしたのは日本民芸館にある〈用の美〉の数々でした。

 

必要に思ってつくったものはこんな感じです。。
 


・着物のときに持ちやすい古布をつかったがま口、
・山葡萄のかご、胡桃のかご、
・それに使う内袋、
・人様のお祝いやプレゼントにするときの水引、
・古布をつかったテッシュカバー、
・着物、
・炬燵カバー、
・家に合いそうなコースター、
・ランチョンマット、
・普段着の心地良い天然素材の洋服、
・中野土雛をしまう仕覆、
・つくばいと井戸の竹のカバー、
・竹和紙で編んだつばの広い帽子。
などなど。

テッシュカバーごとき作ってどうする(笑)、、とも思いましたが
「ど真ん中の日常」に手間と情熱をかけるのが嬉しくもあり、使うときはちょっと気持ちがいいですよ。


 
一方では、母に教わり単衣の着物を縫ってみました。

 

 

「着物を縫えるようになっておきたい!」と思ったいたからだけれど、、
これはまだまだ自信なし。(すごく!)
 
三角チャコであんなにすっぱり直線をひく方法はすごい、昔の人(←教えてくれた人、つまり母)ってすごいと思った。
ただし、「だから、そっちの、あっちがわの線だって〜、、。」などの母のあいまい指示語が飛び交うので、

 

教えてもらう身でありながら
親子イライラの極致に至りました〜。

 

なんとかできて良かった。
結城紬の格子の単衣です。

今度は自分で本を確認しながらおさらいしたいと思います。


毎日、着物を着て生活するのは無理だけれど、着物は本当にエライ。

絹を着れば、相手には礼を尽くし、
紬を着れば、洒落モードになる。
木綿を着れば、さあ仕事だ!と気合が入り、
麻を着れば、今日は自分のためにゆるり〜という気分になります。

 

 

直線立ちで
畳んでもおさまりがよく、
絹や木綿や麻の天然素材で、
いつでも他の何にでも生まれ変われることのできるのがスゴイ。

 

ファストファッションはお安いのは嬉しいが
買って、飽きて、捨ててしまうのなら、消耗品だけの購入ににしておきたい。
「どんな高い洋服でも、洋服は洋服。。」
と母が言っていたことはだんだん年齢を重ねるにつれ実感するようになってきました。


着物はどんな古いものでも畳紙から開くときのなんともいえないパリっと感があるけれど、
洋服は1年過ぎれば、どんな高い服でもなぜか中古感が漂ってしまう。

結局2年前くらいから、着ないよそゆき服は全て処分しました。

どこか大事な場所に礼を尽くしていくときは、

着物だけにしようと決めたわけです。

 

 

処分したときに気がついたが、

着物だと全部解いて洗ってしまっておきたい気持ちになるけれど、

なぜかお洋服だとウェスになるか中古屋さんに持っていくか、処分するしかないという始末の違いがあったのです。

 

もちろん、大事なお洋服として大切に何代も受け継ぐということもあるかもしれませんが、

私には、そういうご縁は洋服には残念ながらなありませんでした。

 

 

 

 

結局、今こうして30年以上も集められてきている古布たちはきっと誰かの着物だったり、
布団皮だったりして生活をしてきたせいか、良い感じでくた〜っとしているけれど

最近、手にとってみられることが多くなったせいか、自信たっぷりになってきたみたい。

さあ、次は何つくろうかなあ。

 

↓制作時間30分、夏の藍染めときっと布団皮だと思われる古布綿からつくったテッシュケース2種。

はだけないようにひもつけたら可愛くなりました。

接着芯もいれてパリッと感をだしてあげました。

 

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