私の大・大・大好きな夏の野菜に「みょうが」がある。
昔はよく母の実家で沢山とった。たくさん食べすぎると「馬鹿になるよ。」と言われたものだ。
たくさん食べすぎて実際、そうなった(笑)。
花園居(かぞおのきょ)の裏庭でも、6月過ぎから、みょうが丈が顔をだしていたから
しめしめ、、と思っていた。
先日、みょうがたけの群生の中をたぐってみると。。
「うぉ〜。」と思わず声をあげてしまった。感動の地物!!
みょうがが顔をだしているではありませんか!!
これは、ものすごく嬉しい。
こうやって、ちょこんを顔を出すのですね。
10分ほどで、これだけ収穫。
草むらでひかげの部分はみょうが色。
けれど、少し日にあたって青いみょうがも私は好き。
少々青臭くても、
採りたてのあの美味しさは、やはりスーパーの3個入りパック198円とはくらべものにならない。
最近、江戸時代の本草学の本を読んでいるのだけれど、
栽培せずとも自然を顔出す、身体のためになる薬草や青菜、山菜はかなりこの裏庭で採れることに気が付いた。
とてもとてもありがたい♪
う〜ん。これは本気で花園本草園として記録していこうかな。
みょうがのあの独特な香りはアルファピネンという精油成分みたい。
発汗、呼吸、血液の循環などの機能を促す夏の天然デトックス食材。
貝原益軒先生の大和本草でも食べ過ぎ禁物のくだりはある。
塩漬けにしてもよし、酢漬けにしても色鮮やか。
採れ過ぎた、きゅうりやなすは塩漬けにしてるので、もう少ししたらまったく加工品のお世話にならない
福神漬けにでもしてみようかと思っている。
もちろんこれでしば漬けもいける。
自然の恵みを受けたあとは、その加工がうれしくもあり、大変でもあり。
手間がかかるけど、そこはそれも愉しみということで。。
ちなみにこれがみょうがたけ、の群生群。
8月の盆の頃になるとこれがもっと繁茂していて、その下にみょうががちょこんと顔を出してきます。
スーパーで買うだけではちょっと気が付かない。
この群生を見かけたら、美味しいみょうがに縁が付くということなんですね。
それではまた♪