文楽2WEEKS 心中天網島・娘景清八嶋日記・艶容女舞衣

  • 2019.09.10 Tuesday
  • 16:18

JUGEMテーマ:文楽

 

歌舞伎も能も文楽も好きなのですが、

実は最も難解なのは文楽ではないかしらと思っています。
でも一番ドキドキもします。
難しいのは能じゃないの?普通?と思われる方もいるかもしれませんが、
能は大体のストーリーが決まっていますし
心地よい謡曲を聞きながら美しい面と衣装をみつついつしか眠りについていくという心地よさがあります。
一方文楽は難しい。
その理由は
.好函璽蝓爾超難解。色恋をあつかう心中ものなどは、昼メロ圧縮版で人間関係もフクザツ。
太夫が何を言っているのかわからない(舞台上手に座って三味線とともに語る人)。
4靴譴覆い汎(人形)よりも人形使いをみて集中がきれる。
からなのです。
人形たちの美しさはホレボレするし、
人間にはない情念やら凄みやらも感じさせてくれるし、
能や歌舞伎にも共通した演目があるのも勉強になるし、
最近は若手の人形使いや太夫さんがいるので、、
「美し〜っ」と惚れ惚れしてしまいます。
前置き長くなりましたが
2週に続き文楽を見て参りました。
見どころやストーリーは国立劇場専門サイトがやはりわかりやすいのでリンクさせていただきます。
1週目は
第一部 心中天網島
国立劇場特設サイトより
2週目は
第二部 
娘景清八嶋日記
艶容女舞衣
1日で見切る自信はまったくなかったので愉しみは2週にわけることにしました。
この3本の中で最も感激したのは
娘景清八嶋日記です。
こちらはチラシ。
まずはストーリを読んでいただきたいのですが、
現代には考えられない親子の情愛のストーリーですね。
親の名誉回復、安泰の身分のために
自分は女郎屋へいきお金をつくり、ついてはそのお金をもって父親に合うために
宮崎(日向の国)まで女衒の男と旅していく、、
なんてことはまず現代人には理解できないでしょうし、想像できない設定です。
でも文楽にはそういうありえない設定が多く、
親は主君のために子どもの首を差し出すとか、
子は親のために女郎屋へ行くとか、
江戸時代でいう忠義感覚がドラマとして喜ばれたようです。
重たいといえば重たいのですが、不思議と
義太夫と人形の動きにはあっているので、いやな気はせず引き込まれていきます。
文楽は人形の美しさ、着物の美、義太夫の節回し、人形の動き
などなど五感を感じながら鑑賞すべきところが多いので見終わると、
へとへとになってしまいますが、これもまだ未熟なせい。
東京での公演はなるべく欠かさず鑑賞したいと思っています。

calendar

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< November 2019 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM