七夕の茶事 番外編 じゃがいもほりほり

  • 2019.07.17 Wednesday
  • 18:29

JUGEMテーマ:古民家・田舎暮らしのススメ

 

 



着物をさっそうと脱ぎ捨てた織姫たち。


農作業の恰好に着替え、いざ天の川、
いえ畑に向かいます。
 

 

さっきまで蒼白顔だった実千代さんも

水を得た魚のように元気いっぱい〜。
 

 

やっぱり彼女には畑が必要なのです!!
 

 

 

 

 



今年は雨続きで心配していましたが、

赤色系じゃがいもはそんな心配をよそに大収穫。
 

 

大きなおいもがゴロゴロと面白いように掘り出せます。
 

 

ああ、クロちゃん、

あなたはさっきまで、あんなにおしとやかだったお正客さま!?
しっかり農家のお姿が似合っている!!

着物もとってもお似合いだったけど、
姉さんかぶりの農家スタイルも似合いすぎている!!
 





さっちんにはメークインほりほりを。
意外や、、ドがつく都会っこなので、
虫さんにやられ、貧血状態に〜。

顔面蒼白ながらも、そこはしっかりとスマイルで!
 



じゃがいもは8箱くらい収穫できました!

上の畑にでパチリ。

 

1時間前までは、お歌詠んでいたのが信じられない、、。

泥だらけの姫たちであります。。
 

 




さて、おいもほりほりのあとは愉しいゆうごはん。
野菜のてんぷらを10人前はあろうかというくらい揚げて、、
油にやられた私。。
なぜかふらふらに。。

そうだ昼飯食べていなかった。。

戸隠蕎麦早く食べたい。。
 

 

 



畑からベビーリーフを採って、サラダも。
さっちんのバルサミコドレッシング美味しかったな〜。
なかなかの食卓になりました〜。

 

 

愉しい、
お腹いっぱいのお夕飯のあとは、
宿泊リーダーの実千代さんの布団敷き号令のあと、
マッサージタイム、お風呂タイムをへてぐっすりでした。


で、翌朝。

朝ごはんのあと、笹の葉とりに裏庭へ。。

意外に役立つ笹の葉。
採取しまくっています。

山にすぐあるように思えますが、なかなか採取場所もなくなった笹も
ここにはいっぱいです。

柿の葉も、柿の葉寿司に使えて便利だよ〜。
 

 



ジブリの森のような中をわきめもせず突進。
とりまくる。
とりまくる。(笑)
 

 



歌もつくって、
お茶会もあって、
懐石もつくって、
じゃがいもも掘って、
笹とりに猛進して。

そしておかたずけもあって。。

貴重な織姫たちの休日でありました。

愉しかったね。






 

 

 

 

 

 

 

 

 

七夕の茶事 濃茶~お薄編 【花園居(かぞおのきょ)】

  • 2019.07.17 Wednesday
  • 17:33

 

JUGEMテーマ:お茶

 


中立の後、

待合で少しお待ちいただいて、、

さきほどの笹飾りを床にしつらえました。
 

 

せっかくなので、蝉籠で庭の花を掛け花で。
 

 

 






咲いたばかりの桔梗と撫子、矢筈薄です。
 

 




床を拝見していただくときに

皆様の歌が気になるご様子。。

 

 

 

 




「お茶を差し上げます。」

で向かいましたが、実はいろいろと間違えまして。
でもなんとかお茶はたちました。

顔から大汗ふきだしです。



茶碗は李 方子さんのすこしこぶりで厚みのない高麗茶碗。
茶入は奈良の赤膚焼、大塩昭山瓢型です。
水指はリーデルのガラス器を見立てで、塗の蓋を作っていただいたもので。


お薄のお菓子は、五郎丸さんの薄氷・蛍で。
 

 



お正客のお茶碗は 翠玉 新倉晴比古さんのもの。
意外にも手になじみやすいのでした。
棗は 加賀蒔絵の滝 田中宗稜です。





お薄は皆様に、もう一服ずつ。。

すでに脚は限界テンを超えておりますがなんとか耐えております。。

 

だって、こんなに美味しそうにいただいてくださるのであれば

そこは頑張らないとっ。
 

 




さて、お薄のあと、これからが歌披露の時間。

七夕茶会の真骨頂です。
皆さん、ドキドキ〜。
 

 


 

 

 

おお、お正客様の定家のような高貴なお歌が詠まれます。

美しい。。
 

 


 

 

 

茶の道と人生の移り変わりを歌に。。
深いです〜。
 

 


 

 

 

私はこちら。
芋の葉のしずくを天の川から落ちた涙にみたてて。。
意外とロマンチックなのね、私。(笑)
 

 


 

 

 

 

う〜ん。
亡き人を思った歌なのですね〜。涙)
人生いろいろです。。
 

 




あっというまに第一部 七夕茶会の終了です。

慣れない、歌作りもたまには良いですね。。

 

 

皆様の意外!?な才能をお互いほめあったりして。

それはそれは貴重な時間でした。

 

七夕を愛でる気持ち万感です。
 

 




外にでて記念の1枚。
 

 


 

 

着物は

「着てうれしい、脱いでうれしい。」とはよくいったもの。

 

 

さあ、ここからが本丸のお芋ほりです〜。

 

一体この着物軍団がどのように
畑の芋を掘るのか、、

番外編に続きますのでお楽しみに♪
 

 

 

 

 

 

七夕の茶事 席入り~懐石編 【花園居(かぞおのきょ)】

  • 2019.07.17 Wednesday
  • 13:35

 

JUGEMテーマ:お茶


「花園居(かぞおのきょ)でお茶を一服いただきたい、ちょっと農作業もしたい〜。」

という友人の希望があり、予定の日に1か月も猶予がなかったのですが
七夕の茶会を企画しました。

ジャガイモ堀りつきで😝、、。




今年は本当に日照不足の梅雨ですね。
 
花園居(かぞおのきょ)のもみじも風情を通り越し、
青々と、母屋を覆いつくさんばかりに繁っています。
 



心配していたお天気ですが
前日の大雨が嘘のような晴れの1日。

東京と富山からヨチヨチ茶会組と裏千家でずっとお茶を習われているご友人、3名がご到着です。
軽くお庭をみられたあとに、早速待合にご案内。

頂き物の果物や、畑の野菜を飾りました。




待合の御軸はこちらです。
 



江上数峰青(こうじょうすうほうあおし)要道和尚 筏流

「曲が終ったとたんに演者の影はなく、川のほとりの青い山々が見えるのみ」という、
  【曲終人不見、江上数峰青】
の中国故事からの画賛です

 

  さて、今回は七夕ですのでこの時期にちなんだ歌2首を皆様に書いていただくことにしました。
   当日ですと、どうしてもあわててしまうものですので、事前宿題(笑)として皆様にお伝えして。。


 





 芳名帳の手前には
   この時期、里芋の梅雨で手習いすると書が上手になるというので、
  朝、畑から里芋の葉をひとつ取り、飾りました。

 



 


 笹の葉に歌を飾り付け、後座の愉しみとします。


 




さて、お席入りです。
緑が濃くなり久々のお日様。
 すがすがしい気があふれていました。


 






本席の御軸は「雲漢」。
紫野 孤峰庵 小堀卓厳師の書です。
「雲漢」は中国でずばり天の川のこと。

書いていただいた御軸です。
 

 

 

 

 



 席入り後、ご挨拶をかわし、
 今回は炭手前を省略させていただき、懐石とさせていただきました。



   夏らしい趣向ということで、
   うちで作ったお米を朝早く炊いて、
   母手製のこの信州の笹寿司を飯代わりにおだしすることにしました。


 



 笹は裏庭に沢山生えていますので、ふんだんに使えます。

   向付も、昆布締めなどではなく、
 信州の夏らしく、畑の丸茄子を使って蒸篭で蒸した「蒸茄子」をおだししてみました。



 


 汁は冬瓜に赤味噌の夏のあしらい。



   お代わりの飯は飯器ではなく、戸隠の籠で笹寿司をおだししてみました。

 




 腕盛りは、鱧とじゅんさいで、、。
 



 焼き物は2品で、田楽豆腐。
  ここ中条周辺は大豆が美味しいところ、よってお豆腐も名産なのです。

   柚子味噌と山椒味噌で。


 




 魚は信州香魚と唐黍(とうきび)を。
   籠にいれたものでおだししました。








 季節の野菜と生麩の預け鉢です。

 





 お酒を酌み交わして。。
   ノンアルコールの方用に、ちょろりには手製の梅ジュースを炭酸で割っておだししました。


 



 八寸には枝豆と蛸の酢〆を。。
 



 湯桶と漬物。
   畑からとってきた胡瓜を塩漬けにて、
   奈良漬けと大根とシンプルです。。



 



 



 お話しも弾む頃です。
 
 お菓子には京都、亀屋典克の浜土産(はまずと)をおだししました。
   この時期ならではの菓子ですし、涼感があるお菓子ですね。
  京都のお菓子は本当に洗練されていると思います。

  気にいったお菓子を茶会のごとに考えるの愉しみのひとつです。




 さて、ここからが本番なのですが一端、待合でお待ちいただいて
   お席を改めます。
   先ほど皆様に書いていただいた短冊を飾った笹を飾り付けようと思います。


続きは次回に。。

【花園居のお庭番】草を植え、草を刈るオンナ

  • 2019.07.08 Monday
  • 15:53

JUGEMテーマ:
 

 

そういえば、絵本で「木を植えた男」という本がありましたよね。

 

そこまでだいそれた作業はしていないものの、


毎週、毎週、裏庭をはいつくばる御庭番です。

 

 

 

 

 

雑草という名の草はないけれど、
庭には整理ちゅうもんが必要ですから。。


草を刈りこんでも、一週間たつと

先週までの草刈りが全て無であるかのように
勢い伸びてきます。
 

裏の斜面にはいつくばって、

雑草を根から抜いて、その代わりに何かを植える。。


そんな繰り返しであります。

 

なので、ただただ禅のように庭仕事をしています。

 



今は意外と花が少ない時期ですが

それでも紫陽花は咲きはじめました。

 

 

 

 

 

 



土蔵の前にも、手製の山葡萄の一輪挿しをつくって

いけてみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 



作業は大変だけど、ちょっと心なごみたいし。。



半夏生も静かですが好きな茶花です。

 

 

 

 

 



もう少ししたら大好きな桔梗が花盛りに。


桔梗もやっぱりガリバーなので、

早いうちに少し刈り、
花を2回ほどわけて愉しむ作戦です。

昨年は一気加勢に桔梗が咲いてしまい、

見事ではあったのですが、もう少し長く楽しみたいなと思ったわけです。

 

 

 

 



それでは、また〜。御庭番報告いたします<(_ _)>

 

 

 

 

 

 

 

夏の手仕事、気がむいたのでブックカバーつくりました。

  • 2019.07.08 Monday
  • 15:26

JUGEMテーマ:ゆるゆる手仕事。

JUGEMテーマ:ゆるゆる手仕事。


朝の通勤の際に、
スマホだと疲れてしまうので、文庫本を読むのが好きなのですが、
カバーも季節によって変わると、
また読書のテンションが変わります。

そこで、先日ブックカバーをお気に入りの布のストックから作ってみました。
以外と簡単ですぐできました。

こんなかんじです。

 



夏には麻や藍などの布を使って
お気軽なブックカバー


気に入った布でつくると自分らしくて
持っているとホッとします。
青山の民藝もりたさん、で古布は求めることが多いです。

作り方ですが、
【ブックカバー 作り方】で
検索するとすぐいろいろでてきますよ。

接着芯を表布にアイロンでつけると
しっかりして見た目にも綺麗です。
 

 



こちらはおまけで😆

こちらは昨年買ったものですが手に山葡萄のツルをつけました。

夏の風情ですね。

 

 

 




布は手にいれてからしばらく寝かせておきます。

そうすると、布のほうから「●●つくって〜。」と声がかかってくるような気がします。

先日も昨年買った布でエプロンを3枚一気縫いしちゃいました。
また次回にでも書かせていただきます〜。

 

 



 

木村茶道美術館へ

  • 2019.05.29 Wednesday
  • 20:37

先週、新潟の柏崎市に出向き、

木村茶道美術館に行って来ました。


こちらは展示されている、茶碗やお道具で、お茶をいただけるとっ〜ても貴重な体験型美術館です。



一つの山の中にあり、全体の雰囲気が真夏日の暑さを忘れさせてくれる涼しさ…。



鬱蒼とした気配です。


若葉茶席に伺いました。


早速中の様子も。

待合のお軸はこちら。




亀の図。

岡本豊彦 画

加茂季鷹 讃


ひちりこそ尾を曳く長のこころをは

心となさは命長けむ


本席は

可愛らしい布袋の画賛でした。



あの月は たれの月かや

おらの月



花入は銘 桃尻

藤村庸軒


大山蓮華が綺麗です。



こちらはお正客の茶碗。

李朝17世紀の御本茶碗。

銘 夕雲


お次客茶碗はこちら



黒楽

八代 得入


茶器

志野 草花文 銘 野路

小堀宗明 箱


茶杓

宗乾 銘 山陰




落ち着いた

こころ休まるお道具合わせにありがたく

美味しいお茶を堪能しました。


この10月には記念茶会があり、なんと初代長次郎から当代までの茶碗を使う会があるのだそうです。



母がそわそわしていたので、

すぐに予約しました。


普段見るだけの銘品で

触わって、お茶をいただけるのは

何よりの勉強。

長野市から比較的近いのも嬉しいです。




また秋に来るのを楽しみにしています。


は〜、

有り難い。

有り難い。

至福の時間でありました。







アヤメが咲いた♪の巻【花園居(かぞおのきょ)のお庭番だより】

  • 2019.05.13 Monday
  • 14:21
こんにちは〜。
花園居(かぞおのきょ)のお庭番です。

アヤメが大好きで、
昨年、花園居(かぞおのきょ)の庭をつくっているときから、
「そうだ。石の道沿いにアヤメ植えてみよう。さぞや綺麗に違いないっ。」
と思いこみ、株分けで頂いたものを、更に株分けして植え付けたのでした。


下がその時の昨年の写真です。
(なつかし〜。ひょろひょろだ。)



今にもかれそうな軟弱なアヤメたち。

土は岩盤のように固く、お世辞にも良い環境ではないのですが、、
どうにかついてくれ〜、と願いを込めて
汗吹き出しながらの5月の仕事でした。




雨が降れば、こんなに水が貯まってしまい、、
大丈夫かな〜、と。


それが、、
なんと1年たち、
厳しい冬を超え、春をむかえると
こんなに立派に株も大きくなってくれました。


おおつ〜。😂(感激っです。)

アヤメの足元にはワラを敷きました。

草避けと
見た目と
土に還り肥料になり
もうお庭番にとって、ワラなしは
考えられません。







ほら、紫の花芽がうっすらと見えています。
もうすぐ咲きますね。



そして

遂に田植えのその日に咲いてくれました。


わあい、嬉しいよ。


何だか、背が高いアヤメです。😝

お庭番に似るのでしょうか?



紫が濃くて、

スッキリとした感じで嬉しいなあ。


来年はもっと増えて欲しいです。





 

花園居(かぞおのきょ)の山椒しごと

  • 2019.05.11 Saturday
  • 10:57

JUGEMテーマ:山菜


この時期、5月の花園居(かぞおのきょ)は忙しい。
一気にやることが増えます。
 
きっと毎日居てもやることは目白押しの時期なのだろうけれど、
そこは通いの身なればできるところまでで。。
と思うけど、ついつい無理しがちになもなる時期ですね。

東京に帰る日の午前中に山椒の葉を収穫しました。

これをすり鉢で擦って、味噌や酒などをいれて山椒味噌をつ作ります。

葉の柔らかい、1週間が勝負。
焼いた魚や焼きおにぎり、田楽などに沿えると
とっても美味しい〜。

山椒味噌のない生活は考えられない〜。

山椒はかなり優秀で
生で、筍のあしらにするにははもちろんですが、
・山椒味噌
・山椒の粉
・ちりめん山椒
などなども作れます。


さて、5分ほどでこれくら収穫できました。




柔らかいうちにすり鉢で、すりすり〜と。





こちらに味噌や砂糖、
煮きったみりんなどでお好みの味にしあげます。

レシピというものはありません。
全て自分の舌と感覚がのみ。
自分が美味しい、、と思った味で結構だと思います。

冷凍もできますからうまくいけば1年間くらい楽しめるのでは?
私は持ちませんけれど〜。


こんな感じで茶事の懐石 魚にちょこっとのせても美味しいですし、
日本酒が好きな方は
これだけでつまみになるんだそうです。






そういえば、去年つくった粉山椒は1年もって大変重宝しましたよ。

まだ実はつけていませんが、
去年つくった山椒の粉の作り方の写真がありました。

よくよくよく(しつこく)乾燥させてからすりすりします。

乾燥が甘いと1年もちませんし、風味も変になるのでそこは丁寧に待ってください。
私は3週間以上は乾したでしょうか??




何回もこして、また擦ってを繰り返してよく乾燥させた清潔な小瓶で保存しました。
うなぎはもちろんですが、親子丼とか、甘辛系のおかずにはもってこいの香辛料です。

皆様もぜひお試しを〜。
花園居(かぞおのきょ)に来て手伝ってもらってもいいですよ~(笑)




 

令和 はじまりの茶事 〜ガリバー一族茶事ことはじめ〜 その2

  • 2019.05.07 Tuesday
  • 17:12

JUGEMテーマ:茶道


さて、前回からの「令和はじまりの茶事(ガリバー一族 茶事ことはじめ)」の続きです。
とりあえずなんとか懐石までは終了しました。
  

あらためて席にはいると床には花。
若者2人の後ろ姿はすがすがしいですね〜。
 



さて、本日の花ですが
庭のシャガと白山吹をいれました。

籠は手製の山葡萄の乱れ網です。
お披露目の場所があって嬉しそう。。
 


 
釜や水指拝見などを
自分の席に座る前にご挨拶。

なかなか決まっているよ、甥っ子よ!
 


さて、不安マックスの中、私のお点前が始まりました〜。

道具は前回の雛の茶事からあまり時間もなかったので、
茶入れと茶碗、茶筅などを中心になるもののみを変えました。
 



身内の茶事ですし、お道具も和物なので唐物ほどの緊張はありませんが、
ずっしりとした茶入れなので扱いが難しいです〜。

茶入れは染川の写です。


どうにか濃茶が点てられました。

濃茶を飲むのが得意でない姉。
「濃茶ってどうしてこんなに濃いの〜?」
(「今 それ言う!?」)

そうでした。
実家ではよくお薄は煎茶代わりくらいによく飲んでいるけれど
普段はそうは飲まないものね〜。
 


 
残念ながら、お点前中にお薄が濃茶の簡略版である旨を美しく
説明する心の余裕は今はないのよ〜。

初めて濃茶を飲む甥っ子らは、多少の苦笑いもありつつなんとか飲み干してくれました。

 


私は初めて濃茶を飲んだときは
「どうしてこんな苦いものが贅沢なんだろう〜っ」と正直おもいましたけどね😝。

石州では
飲み終わったあとの景色をみて、茶の匂いをなごみ愉しむことがあります。





さて、濃茶が終わり、
石州の莨盆をだしまして(なぜか義兄喜ぶ!)、干菓子も出します。

ようやく私も、皆もリラックスしてきました〜。

 



干菓子は五郎丸屋さんにて薄氷の季節もの。
アヤメです。
添えにはデメルの紫スミレを。
 
このアヤメの菓子はこの時期だけのもの。
使いたかった干菓子のひとつです。
 


さて、この後はお薄。

お薄は9名分ですから、陰で3客以降の茶をいれてきて多少の省略をさせていただきました。
お湯はせっかくですから。美味しそうな釜の湯で点てました。

 



茶碗も令和の始めですから自然と菊や皇族方の印の紋入りの茶碗がそろってめでたい雰囲気です。


正客の茶碗は光琳写しの茶碗、
加藤松香 常盤なる松の緑も春くれば今ひとしおの色まさりけり (源宗干)
替 京焼菊と蔦紋 山川巌
替 四代 杉田祥平 鳳凰 
替 竹林 橋本城岳 
替 鳳凰丸紋 加藤永起
替 黒地 加藤ひろこ
替 松  通次阿山


人数も多いので拝見は濃茶・薄茶一緒に行いました。

足ももう限界にきている人も多いので。
何を隠そう
私が(しびれているので)一番助かりました!



真剣にみているな〜。
偉いな〜。

いったいどうなることやら、、と不安に思ったガリバー一族の茶事でしたがなんとか無事お茶が入りました。
まずはホッとしました。

部屋を出るともうこの一族は一挙に緊張感から解き放たれました!
庭で記念撮影をしようとお外へ!

 


はい、こっち向いて〜!

おいっ!何コレ!?
いつも笑かしてくれる姉の一族であります。




ばばと孫たち一同!
母のこの嬉しそうな顔。
疲れてはいましたが、姪っ子、甥っ子らの笑顔に癒される〜。





はい、女性チーム。
Aちゃん、元気な赤ちゃん産んでね〜。
そっか、参加者は9名じゃなく10名だったか!



さてさて、こんな感じで我らガリバー一族の令和始まりの茶事は無事終焉となりました。

たくさんある洗い物は、、
こ〜んな感じで、お手伝い組が多いので助かります〜。

 


4つあるシンクが、この時とばかりに大活躍。
しかも若者のパワーであっという間に洗い物が終わっていく〜。
彼らには日頃ない緊張の時間でしたが、
スマホやAIだけではすまないこういう時間って、
大事なんだよ〜。
今はよくわからないこともあるだろうけど
どうかこの体験が君らの将来の糧となりますように!!

お手伝いありがとうね〜。

 

令和 はじまりの茶事 〜ガリバー一族茶事ことはじめ〜 その1

  • 2019.05.07 Tuesday
  • 16:32

 

JUGEMテーマ:茶道


令和になってのGW。
今年は何かとおめでたいことが続いています。
 
甥っ子の結婚が決まり。
姪っ子はこの7月に出産、早々と家も新築するそう。(すごく堅実な姪のAちゃんなのです〜😝)
また別の甥っ子の大学進学、
そして弟くんの高校進学などなど…。

 
母曰く、
「令和の茶事をやりたい、おめでたいからっ!
私が元気なうちに婆(ばば)がこういうことやってきたんだよ、、ということを教えてあげたい。」というのです。
 
それもそうだ。元気なうちに、ね〜。
わかりました。
やりましょう。
 
そんなわけで、皆様に正式に巻紙のお手紙をだし、
じゅんちゃんからの「果たし状かと思った!?」と一族郎党を恐れおののかして(笑)
しまいましたが、これもまた社会勉強でありんす、若者よ。

さてさて、茶事となると着物。
女子ものはなんとかなるわけだけど、
男子はね〜。
母に問うと
「おじいんちゃんのが3階にある。」とのこと。

5名分の袴、紋付き、着物などを実家の3階から運びだし、
アイロンをかけ、用意をしたのでありました。

着物の用意は道具を出すことよりかなりへこたれ作業ですが、そこは可愛い甥っ子や甥の嫁のためです。
ここは踏んばりどころ。

私の祖父は婿入りだったので、まるで嫁入りするときのように着物をつくってもってきたらしいのです。
羽二重の良い紋付きがあったり仙台平などなんとか5名分の着物と袴を用意できました。
懐かしさで一気に記憶は40年前にタイムスリップできました〜。。

そして
いよいよ茶事当日。

総勢9名の懐石の用意、
お茶の用意、
炭の用意、
そして着付けと思ったとおりのドタバタ劇と忙しさです。

 



なんか、中学生の劇の仕度を整えているような雰囲気になってます〜。
 



みんな着慣れない着物ですがなんだか嬉しそう。

袴の丈は全然あってないし、つんつるてんなんだけど
それはこれ、御愛嬌で。



さて、一同の仕度が整いまして。。

母が今日の流れを説明し
待合で白湯を飲み、
蹲をつかっていよいよ席入りとなります。

ガリバー一族、緊張しまくっとるっ!
はりつめている〜。
 




さて、正客は姉の旦那様。
おお、なんか慣れている雰囲気あります〜。
 



と〜っても綺麗なのんちゃんの所作。
甥っこよ、よく見て真似るべしっ!


 
こちらは蹲の前の婚約中の若者達。↓
二人でいるなら怖くないっ!的な幸せモード おーいっ❣(羨ましいぞっ😍)
 



私はといえば、本日
記録係、
炭手前、
懐石の用意、お運び、
濃茶、薄茶と全てを担当しているので
緊張よりも、果たして今日1日体力が持つのだろうか、、、。
とそれだけが心配です。


 
さて、軸の前で皆さんご挨拶です。
本日の床ですが、

一華開五葉 大徳寺 真珠庵 山田宋敏師(やまだそうびん)をかけました。
 


おっ!しっかりとしたご挨拶が出来ました〜🙆


その後私、炭手前をはじめましたが、
日頃、教育係の母が台所で懐石の仕度をしているので、
ついつい
いろんな手前をすっとばしてしまいまして。。
 



予定より早く手前が終了してしまったしだい。
母に「早っ、アナタすっとばしたわね、いろいろ。飯がまだ炊けてないわよ〜」と怒られたっ。
まあそんな事もありますよね。😝


結果、
香は匂いたち、
炭はきちんとおき、
しゅんしゅんと湯が沸いたので
よしとさせていただきます。(へへ。。)

次は懐石を運び出します。


●向付 鯛・蛍烏賊昆布締 白海老
●汁 焼豆腐 蕨 白味噌
 



ああ、若者たちよ、
早く成長してこの体力のいる配膳を手伝ってほしい〜。

茶事とはひたすらに体力のいるものだから〜。
今回は家族でしたので9人もいましたが、通常は5名様以内で母と分担して行っています。

 


そして、気がついたっ。

日頃のお客人より、飯の減り方が半端なく早いことにっ。

そうでした。食べ盛りの若者がたくさんいたのでした。
9名で8合炊きましたが、ほとんど残っていなかったものね〜。(驚っ)

​米、野菜はほぼ花園居の畑と裏山から採れました。
金はかけないが、手間はかけるが家訓です(笑)

●腕盛 海老真薯 楓麩 芹



●焼物 信濃雪鱒 あさつき味噌添



●煮物 筍 若芽 蓬麩 山椒




●預鉢 蕨 白和え



●季節もの たらの芽天ぷら



●八寸 空豆 からすみ

 

 

 

 

 

 



ほい、どう〜ぞ、
未成年にはお酒じゃダメだからノンアル、でね。




この後の主菓子はこの時期らしく
白いアヤメのような鳶尾(いちはつ)で。
 
善光寺御用達 喜与栄さんで作っていただきました。
薄〜い紫が綺麗でした。
 



さて、いよいよ仲立ちで濃茶になります。

 

そういえば、前回の茶事から1回もお点前していないことに気が付きはじめました。。
でも、大丈夫だと思う。。なんとかなる。
そう、思い込み心をこめて点てることにします。


ではその2まで少々お待ち下さい。

 

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